こんにちは。
カセットダビング専門店 メモリーアルバム店長の木塚です。
前回の記事に引き続き、またまたダンボールが届きました^^;
早速開けてみましょう!
ジャジャジャジャーン!
今回は、ケンウッドでした(^^)
型番はKX-880SRⅡになります。
詳しくは、このページにかかれてあるんですが、オーディオ全盛期のケンウッドが力を入れていいたカセットデッキの名機の一つだと思います。
型番からわかるように、これの前身にKX-880SRがあります。
オリジナルとⅡとの最も大きな違いはトリオ・ケンウッドが独自に開発したTLLEという定電流駆動方式を更にリファインしたスーパーTLLEになったことです。
このスーパーTLLEという定電流駆動方法は、元々はプリメインアンプに最初に取り入れられたんですが、その後チューナーや今回のカセットデッキなどにもケンウッドは積極的に取り入れるようになりました。
スーパーTLLEも特徴の一つなんですが、このデッキの最も大きな特徴は、たて型のレベルメーターではないでしょうか(^^)
ほとんどのカセットデッキが、いわゆる横型のレベルメーターを採用していたのに対し、ケンウッドはこのたて型のレベルメーターをKX-880ではじめて採用し、その後1100HXまで結構採用していました。
このたて型のレベルメーターは、下の方から上に向かってインジケータが表示されるという、ちょっと独特の雰囲気を醸し出していました。
更にこのクラスの価格帯のデッキはインジケータのマイナスはだいたい20dbから始まるんですが、このデッキは36dbからとより広い範囲の表示ができるようになっています。
その他の特徴としては、ダイレクトドライブ駆動方法や、デッキのメカニズムを振動を抑える高剛性サイレントメカを採用しています。
また、DPSSという曲の頭出しや、曲の頭の数秒だけ順番に聞けるインデックスサーチ、曲がない部分を探すことができるブランクサーチなど多彩なテープ操作性を誇っていました。
私的にこのたて型のレベルメーターがとても好きで、高校生の頃からほしいなぁと思っていたデッキの一つでした(^^)
状態も良く、特に不都合もないので、オーディオルームに置いて末永く使っていきたいと思います。
カセットテープのダビングはメモリーアルバムまでどうぞ!!