· 

カセットデッキの掃除は、どこをどうしたらいいの?

こんにちは。

カセットダビング専門店 メモリーアルバム店長の木塚です。

 

今回の疑問は、「カセットデッキの掃除は、どこをどうしたらいいの?」です。

 

私も仕事柄、十数台のカセットデッキをメンテナンスしていますが、カセットデッキのどこを、どういう風にメンテナンスしているかをご紹介しますね。

 

といっても、メンテナンスはそんなに難しくありません。コツさえつかめば誰でもできますので安心してくださいね。

 

まず、一番大事な部分の「走行系」の掃除をします。カセットテープはその名の通り、テープに記録しますので当然テープが走行する部分があるんですね。これを走行系の部分といいます。具体的には

 

  • ピンチローラー
    ゴムでできた丸い円盤みたいな物です。

  • キャプスタン
    金属でできた、棒みたいな物です。ピンチローラーがこのキャプスタンに密着してテープを挟み送ります。

  • ヘッド
    2ヘッド型と3ヘッド型があります。カセットテープに音を記録する最も大事な部分です。

 

の3つをメンテナンスします。

 

まず、ピンチローラーですが、これはゴムでできていますので、専用のクリーニング液(今も、専門店で売っています)を綿棒に含ませて汚れを取ります。

次に、キャプスタンとヘッドは、金属ですので、これも専用のクリーニング液を綿棒に含ませてきれいに磨き上げます。

 

ここで大事なのは、ヘッドの場合、綿棒をデッキに対して左右にこするのではなく、上下(手前、向こう方法)にこすることです。左右にこするとヘッドがかえって汚れる可能性があるのです。

 

オススメクリーナーです。

綿棒でこするのが面倒だという方は、カセットケースタイプがおすすめです。

カセットケースタイプで、より確実にメンテナンスしたい方は湿式タイプがおすすめです。

また、走行系だからといって、やたらと油をさしてはいけません。下手に油をさすと返ってゴムベルトなどがスリップする可能性があります。よほど詳しい方以外はメーカーのサービス等におまかせした方が無難です。

 

あとは、毎日行うことはないのですが、カセットデッキについているボタン類を、押したり、ひねったりすることです。カセットデッキのスイッチ類はそのままで年月が経つと、接点がさび付く可能性があります。ですので、使わないスイッチも適度に入り切りした方が長持ちするんですね。

 

2018年8月1日追記:

また、最低月に1回程度は、カセットデッキの電源を入れましょう。

カセットデッキの多くは、キャプスタンというテープを送る部品をモーターに付けたゴムベルトで回しています。

多くの場合、電源をいれるとキャプスタン用のモーターが回転し、同時にゴムベルトも回ります。

ゴムベルトは長く放置すると固まったり、フライホイールという部品にくっついたりします。

定期的に電源をいれることで、ベルトがくっつくのを防ぐことができるんですね。

また、その際、先ほど書いたボタンを押したりひねったりしたらいいかと思います。

 

 

ちなみに、店長が使っているクリーナーはこれです。

一般のクリーナーの10倍程度!!の値段がしますが、特にゴム系のピンチローラーが劇的にきれいになります。さすがプロ用です。お勧めです。